親子インタビュー

【中学受験体験記  親子インタビュー】駒沢学園女子中学校のMさん

2025.05.30

  • 駒沢学園女子中学校 合格

親子インタビュー

親子のアイコン

Mさん

通っていた塾

  • チャイルド・アイズ
  • 桐林学園

受験校選びの決め手

硬式野球部があったから。

苦手教科の克服方法

桐林学園では集団指導に加え、個人指導もつけてもらった。
小6になってからは個人指導のみに切り替えた。

※本記事は2025年3月13日におこなった取材をもとに執筆しています。

※本記事はツナガル中学受験と提携する企業のPR情報を含みます。 広告収益がどの商品・サービスを掲載するか、どこに掲載するかに影響を与える可能性はありますが、 記事の内容や商品・サービスの評価は独自に行なっています。

目次

続きを見る

受験のきっかけは硬式野球部の存在

編集部
中学受験をしようと思ったきっかけは何ですか?

Mさん
硬式野球をやってみたくて。

編集部
硬式野球部がある中学は珍しいですよね。

Mさん
はい。家からいちばん近かったのが駒沢学園で、受験しました。

編集部
ほかに悩んだ学校はありますか?

Mさん
高輪学園やトキワ松です。

編集部
どうして駒沢学園を選んだのでしょうか?

Mさん
他の学校には野球部がなかったんです。

編集部
まさに決め手は硬式野球部だったんですね。では、お母さんが学校選びで重視した点は何でしょうか。

Mさんのお母さん
偏差値の高い学校ではなく、娘に合った学校を探すことを重視しました。

野球部があり、少人数制のところが娘に合っているかなと。実際に学校見学に行ってみたら本人も気に入って、それから勉強に対するモチベーションも上がったように思います。

編集部
娘さんは、実際に学校を見学してみてどうでしたか?

Mさん
食堂もきれいだし、学校のなかにコンビニもあるし、すごいなと思って。パンフレットを見たら、行事も結構多かったし、海外とかいろんなところに行くのもいいなと。それで勉強を頑張ろうと思いました。

塾はチャイルド・アイズと桐林学園を併用。小6になったら個別指導で苦手を克服

編集部
娘さんはいつから塾に通っていましたか?

Mさんのお母さん
チャイルド・アイズには小学校受験の頃から小5まで通いました。残念ながら小学校受験は不合格だったのですが、チャイルド・アイズは先生がすっごいよくて。

「どういうふうにしたら覚えられるのか」とか「学校の授業にはついていけるのか」とか、娘のことを考えてくれる先生が多くて、小5まで通いました。

桐林学園には小4から通っていました。

編集部
チャイルド・アイズのクラスは何人くらいの規模でしたか?

Mさん
AクラスとGクラスに分かれていて、Gクラスは頭がいいほうで、私はAクラスに行ったんですけど。Gクラスは3人で、Aクラスは8人でした。

編集部
チャイルド・アイズで好きな先生はいましたか?

Mさん
国語の先生が好きでした。

編集部
どんなところが好きでしたか?

Mさん
優しく教えてくれて、わかんない問題は持ってきてくれたら教えてあげるって。

編集部
チャイルド・アイズで習っているもの以外も教えてくれた?

Mさん
はい。学校の宿題も教えてくれました。

編集部
学校の先生と教え方の違いはありましたか?

Mさん
1対1なので、わかるまで教えてくれました。

編集部
桐林学園で好きな授業はありましたか?

Mさん
社会が好きでした。先生が順番に問題を出して、生徒が一問ずつ答えるのが好きだったです。

編集部
苦手な教科は何でしたか?

Mさん
特に苦手だったのは算数です。

編集部
どうやって苦手を克服しましたか?

Mさんのお母さん
桐林学園では、集団指導に加えて個人指導をつけていました。6年生のときには、個人指導のみでお願いしていました。

編集部
6年生は勝負のときですもんね。桐林学園にはどんな印象を持ちましたか?

Mさんのお母さん
集団指導であっても、一人ひとりに合った無理のない指導でした。勉強が嫌になったら本末転倒だから、私からも「嫌にならないようにやってください」と伝えていました。

中学受験で自信を回復。性格も180度変わった

編集部
中学受験を通して、娘さんのどんなところに成長を感じましたか?

Mさんのお母さん
まずは自信がついたことです。

編集部
それは嬉しいですね。

Mさんのお母さん
性格も180度変わったような気がします。本人は小学校受験したことは忘れているようですが、落ちたことは忘れていないみたいで。

これは私の反省点なんですけど、娘が何回も間違いを繰り返しているときに「何度やったらわかるの?」みたいなことを言ってしまって……。娘の自己肯定感を下げてしまったような気がしています。でも、中学受験に合格したことで自信を取り戻したみたいで、「自分がダメなんだ」という言葉は言わなくなりました。

編集部
たしかに、インタビューの受け答えを聞いても内気な印象はないですね。娘さんへの接し方で、特に意識したことはありますか?

Mさんのお母さん
6年生になったら、とにかく口を出さないことです。

編集部
すばらしいですね。

Mさんのお母さん
ただ、受験直前に学校を休んだ際、何を思ったのかYouTubeを見始めて。

試験の2日前に堪忍袋の緒が切れて、「何のために休んでるの?それでモチベーション下がっても知らないからね。自分のモチベーションは自分でどうにかしてよね」と伝えました。

編集部
そうやってお互い発散しないと厳しい部分もありますよね。娘さんから、お母さんに伝えたいことはありますか?

Mさん
小4の頃、理科を教えてもらったとき、すべてがわかんなくてつらかったです。

編集部
合格をつかみ取った今、どうですか?

Mさん
勉強を教えてくれてありがとう、かな?

Mさんのお母さん
多分だけど、筋道を教えてくれてありがとうじゃないかな。20歳、30歳を見据えて、受験した場合と受験しなかった場合の筋道を示して、将来こうなったほうが楽しいよっていう筋道を示したつもりだよ。

Mさん
うん、響いた(笑)

編集部
最後に、娘さんから小学2・3年生の子にアドバイスするとしたらどんなことを伝えたいですか?

Mさん
受験に落ちてもやったことは絶対に変わらないから、無駄ではないよ。合格したあとの解放感もすごかった。中学受験にチャレンジしてよかったです。

取材後記

中学受験を通して大きく成長し、自信に満ちあふれたMさん。中高6年間を過ごす中で今度はどんな姿を見せてくれるのだろうと、ワクワクしました。

そしてMさんの得意や性格を誰よりも理解し、絶えず最適な環境を整えてきたお母さまのマネジメントが秀逸!「できない」ではなく「じゃあどうしたらできるようになるか」というのをご家族や塾の先生をうまく巻き込んだ推進力は、さすがとしか言えません。Mさんへの深い愛を感じました。