親子インタビュー

【中学受験体験記  親子インタビュー】香川大学教育学部附属高松中学校・香川誠陵中学校 合格のTさん

2025.05.30

  • 香川大学教育学部附属高松中学校 合格
  • 香川誠陵中学校 合格

親子インタビュー

親子のアイコン

Tさん

通っていた塾

  • どりぃみんぐアカデミー
  • 啓真館
  • キングダム

受験全体を通して大変だったこと

好きなことを後回しにして勉強していたので、ゲームをしたり、友達と遊んだりできなかったことが苦しかったです。

苦しい時期の乗り越え方

友達も中学受験をする人が多かったので、「みんなも同じ思いをしてるんだな」と考えながら頑張りました。

※本記事は2025年3月26日におこなった取材をもとに執筆しています。

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目次

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3つの塾を掛け持ち。苦手教科は個別に対策

編集部
もともと香川大学教育学部附属小学校に通われていたんですね。

Tさんのお母さん
はい。ただ、附属中学校に進学するには受験が必要でした。

編集部
塾はどちらに通っていたのでしょうか。

Tさん
最終的には3つの塾に通いました。どりぃみんぐアカデミーと啓真館、国語だけキングダムです。

どりぃみんぐアカデミーは幼児教室がメインなのですが、学童を兼ねてずっと通っていました。

編集部
国語だけキングダムに通っていたとのことですが、国語は特別に対策が必要な状況だったのでしょうか?

Tさん
そうですね。文章問題が苦手だったので、読解力をつけるために通わせていました。

編集部
キングダムに通ってみてどうでしたか?

Tさん
国語の学力は大幅にアップしました。通ってよかったです。

編集部
啓真館はどんな経緯で通い始めたのでしょうか。

Tさん
小学校6年生の頃、附属中学校に進学するためのテストが何回かあったんですが、1回目の点数があんまりよくなかったため小6の夏休みに駆け込みました。

啓真館では附属小学校の子たちのためのクラスに通っていました。附属小からそのまま中学校受験をする子が多いんです。

編集部
小学校のお友達も塾に通っている方が多かったですか?

Tさん
はい、早くから通っている子が多かったですね。

編集部
では、学校が終わってからお友達と一緒に塾に行くような生活だったんですね。

Tさん
はい、まさにそんな感じでした。

親子でピリピリする瞬間も……。支えは小学校の同級生

編集部
中学受験が終わったあと、率直にどんな気持ちでしたか? 

Tさん
安心したし、肩の荷が軽くなりました。本当にほっとしました。

編集部
お母さんはいかがでしたか?

Tさんのお母さん
最後まで頑張っていましたね。塾でしっかり勉強する分、家ではあまり勉強のことを言わないようにしていたんですけど、後半は喧嘩するときもありました。

編集部
そうなんですね。例えばどんなことで喧嘩されたんですか?

Tさんのお母さん
「家でゲームしすぎじゃない?」とか、お互いピリピリしちゃってましたね。

編集部
受験全体を通して、何がいちばん大変でしたか?

Tさん
好きなことを後回しにして勉強していたので、ゲームをしたり、友達と遊んだりできなかったことが苦しかったです。

編集部
そんな苦しい時期をどのようにして乗り越えたのでしょうか。

Tさん
めちゃくちゃ簡単に言うと、気合いでした(笑) 友達も中学受験をする人が多かったので、「みんなも同じ思いをしてるんだな」と考えながら頑張りました。

編集部
お母さんは、お子さんをどういう思いで見守っていましたか?

Tさんのお母さん
私がいくら頑張っても、結局は本人が頑張らないといけないので、私は体調管理に徹していました。特に冬場は風邪をひかないよう注意していましたね。

編集部
受験期を通して、お子さんのどんなところに成長を感じましたか?

Tさんのお母さん
小学校受験は周りが準備を進めて、最終的に本人が頑張るという感じでしたが、中学受験は本人が主役です。どうやって勉強するかを考えたり、苦手な部分の分析をしたりと、本人もすごく成長したのかなと思います。

取材後記

苦手な科目に向き合って克服しようとしたTさんご自身の行動力と、家ではあまり勉強のことを言いすぎないようにしていたお母さまの胆力に敬服するとともに、改めて中学受験は家族のチームプレーが重要だなと思いました。