【中学受験体験記 親子インタビュー】啓明学院中学校、甲南中学校 合格のMさん
2025.06.19

- 啓明学院中学校 合格
- 甲南中学校 合格
親子インタビュー

Mさん
利用した学習サービス
- 創学アカデミー
- プロ家庭教師
中学受験することを決めたきっかけ
兄が中学受験をしていたので負けたくないと思った。
受験期に苦労したこと
塾に通いはじめたのが5年生になってからと遅く、算数などなかなか追いつくのが大変だった。
※本記事は2025年2月26日におこなった取材をもとに執筆しています。
目次
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「兄に負けたくない」という思いで受験を決意
編集部
中学受験の勉強を始めたのは、何年生の時ですか?
Mさん
6年生のはじめくらいからです。
編集部
中学受験の勉強を始めたのはいつ頃ですか?
Mさん
5年生の春くらいからです。
編集部
入試に向けて、どんな対策をしたのでしょう?
Mさん
塾に行き始めました。あと家庭教師も1週間に1回、2時間くらいお願いしていました。
編集部
なぜ中学受験をしようと思ったのでしょうか。
Mさん
兄が中学受験してて、それで負けたくないって思ったのが理由です。
編集部
塾と家庭教師の併用は大変だったのでは?
Mさん
大変でした。塾の宿題も多いし、やる気が出ないときもあったので。
編集部
やる気を維持するのは難しいですよね。息抜きはどのようにしていましたか。
Mさん
横になって漫画を読んだり寝たりしてました。あとは塾の友達と映画を見に行ったり公園で遊んだりしました。
本番直前「席に座れば案外落ち着いた」
編集部
受験当日はどんな気持ちでしたか?
Mさん
第一志望の啓明学院中学校はちょっと緊張したんですけど、席に座るとそんなに緊張しなかったです。面接があって、そっちのほうがドキドキしましたけど、たぶんちゃんと受け答えできたと思います。
編集部
合格がわかったときはどうでしたか?
Mさん
勉強は大変だったけど、苦手だった算数や理科もだんだんわかるようになって、達成感もあったので、受験してよかったなって思いました。
「5年生の春からスタート」母親が語る受験の乗り越え方
編集部
お母さんにお聞きします。息子さんの受験を振り返っていかがでしたか?
Mさんのお母さん
5年生の春に大手塾の入塾テストを受けたのですが、落ちてしまって。そこで少人数制の創学アカデミーに通うことにしました。
私も働いていて、なかなか子どもの宿題をじっくり見てあげる余裕がありませんでした。
それに、親が見ようとするとケンカになったり、結局うまくフォローできなかったりという経験もあって。
だからお金はかかるけれど、プロの家庭教師の先生にお願いして、家族みんなが精神的に穏やかでいられるようにしたんです。
編集部
なるほど。啓明学院中学を選んだのはどうしてなのでしょうか?
Mさんのお母さん
Mの性格的に、机に向かって勉強ばかりするより、課外活動をたくさん経験したほうが伸びると思ったので、啓明を候補に入れました。じつは長男のときにも啓明の説明会を見に行ったのですが、そのときは「ちょっと違うかな」と感じて受験はしなかったんです。
ただMは真ん中っ子で少し怒りっぽいところもありますし、勉強一本やりというよりは、キャンプや友達とのやりとりを通して成長していくタイプだと感じていました。
啓明はキリスト教主義教育で礼拝や行事が多く、落ち着いた雰囲気の中で心の教育もしっかり行われている印象があります。
大学附属なのでそのまま進学もできるし、もし将来ほかの大学に行きたくなれば外部受験という道もありますから。
実際に足を運んでみたら、先生と生徒の距離が近くて、Mなら飽きずにいろんなことを吸収してくれそうだと期待が高まりました。
うちは3人兄弟なのですが、本当に性格が全然違うんですよ。だから「本人に合った学校と勉強のやり方」を見つけるのが大事だと思います。
編集部
合格を勝ち取ったときは、どのようなお気持ちでしたか?
Mさんのお母さん
正直ホッとしました。5年生からのスタートで大丈夫かなって思ってましたけど、なんとか間に合ったという感じですね。Mにはこれからの中学生活を楽しんでほしいです。
編集部
これから中学受験を検討しているご家庭に、一言メッセージをお願いします。
Mさん
受験当日は寒いと思うので、手を温めておいた方が良いです!(笑)
取材後記
三人兄弟でも性格はそれぞれ。そんな中で、お母様の視点から一人ひとりに合った学校選びと受験スタイルを模索しながら、中学受験に挑まれたMさんご家族です。
5年生からのスタートでしたが、少人数制の塾と家庭教師をうまく組み合わせることで、「お兄さんに負けたくない」という気持ちをしっかりと行動に移し、成果につなげることができたようです。