【中学受験体験記 親子インタビュー】帝京中学校 合格のAさん
2026.04.06

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帝京中学校 高等学校 合格
親子インタビュー
Aさん
通っていた塾
- ena
中学受験に向けた勉強を始めた時期
小学5年生
塾の思い出
校長先生のユーモアある授業と富士山合宿所での夏合宿
目次
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※本記事は2025年9月10日におこなった取材をもとに執筆しています。
「都立に強いena」へ。3歳差の兄弟を見据えたスタート
編集部
まずは中学受験を考え始めたきっかけと、塾選びについて教えてください。
Aさん
5年生の春にenaに入りました。enaは入塾テストがなかったので入りやすかったのと、都立に行きたかったのでそこに強い塾を選びました。
Aさんのお母さん
実は3歳下に弟がいるんです。これから中学、高校と受験期が重なってしまうので、一人だけでも先に進路が決まって楽になればいいなという思いもありました。
「とりあえず、やってみようか」というくらいの、軽い気持ちからのスタートでした。
ユニークな先生と、5泊6日の合宿
編集部
塾での勉強はどうでしたか?
Aさん
算数と国語を教えてくれた校長先生がすごく印象に残っています。授業中にギャグを言ったりして面白いんですけど、持ってくる過去問がすごいんです。最難関の難しいものもあれば、逆に「これ解けるだろ」っていうくらい簡単なものもあって。
編集部
6年生の夏には、合宿にも参加されたそうですね。
Aさん
5泊6日で富士山合宿所に行きました。もうずっと勉強漬けで、集中力が続かなくて大変でした(笑)。
でも、合宿先で友達ができたのは良かったです。
苦手克服と、共働き家庭の「塾弁」問題
編集部
受験勉強を進める中で、お母様から見て大変だったことは何でしょう?
Aさんのお母さん
本人は理数系が苦手で、教科ごとの差が激しかったんです。 家だとどうしても弟がいたり、ゲームの誘惑があったりするので、「自習は必ず塾でしてきなさい」と伝えて、メリハリをつけるようにしていましたね。
最初は作文も全然書けなくて。でも塾に通ううちに、だんだん書けるようになってきたのは良かったなと思います。
あと、サポート面で言うと、私は普段仕事をしているので、塾前にお弁当や軽食を作って持たせるのが……正直、私にとってはかなりの負担でした。
夏休みも毎日お弁当ですし、「めんどくさいな」と思いながら作っていましたね(笑)。でも、結果的に受かったので、今はもう綺麗さっぱり流せました。
2月7日の最終枠。「逆転合格」への道
編集部
受験校については、どのように決められたのでしょうか?
Aさんのお母さん
実は、都立一本でもいいかなと思っていた時期もあったんです。でも、近隣の公立中学校の説明会に夫が行ったとき、開始時間に人が集まっていないせいか、予定より30分も遅れて始まったらしくて……。夫が「時間のルーズなところには入れたくない」と言い出して。それで私立の併願も考え始めました。
塾からも「一発勝負は緊張するから、慣れるためにも何校か受けたほうがいい」とアドバイスを頂いていました。
都立の大泉中が本命だったので、いわゆる「総合型」と呼ばれる、都立の出題傾向に似た試験を出す私立を選びました。
編集部
実際の入試期間は、かなりハードな展開だったとか。
Aさんのお母さん
そうなんです。併願していた私立が不合格で。都立の試験が終わった後は本人も気が抜けちゃって、結構遊んでいたんです。でも、このまま2年間の努力を「不合格」で終わらせたくない、最後は合格して自信をつけてほしいと思ったんです。
急遽、家から近くてまだ募集していた帝京中学校を見つけました。WEB出願だったので、2日前に探して、前日にお金を払って、2月7日の最終枠で受けたんです。
編集部
滑り込みの出願だったのですね。
Aさんのお母さん
ギリギリの決断でしたが、無事に帝京に合格をいただくことができました。
中学受験を終えて
編集部
今、中学校生活はどうですか?
Aさん
楽しいです。野球部に入りました。やっぱり高校受験がなくなったので、自由に過ごせるのがいいですね。友達もできました。
編集部
息子さんの成長をどんなところに感じていますか?
Aさんのお母さん
受験を経験して、時間管理ができるようになったと感じます。中学に入ってからも無遅刻で通っていますし、自分でスケジュールを立てる習慣がつきました。
編集部
最後に、これから受験を迎える方に何かアドバイスがあれば!
Aさん
とにかく、わからなくなったら答えを見て、理解して、もう一回解く。これを繰り返せば大丈夫です。
Aさんのお母さん
勉強ばかりだと子供がかわいそうですし、かといってゲームばかりでも困る。親は「メリハリ」を意識して、あとは風邪を引かないように温かい食べ物を食べさせて、体を整えてあげることが一番だと思います。
取材後記
最後まで合格を目指して動いたご両親の機転と、それに応えたA君の努力。
ギリギリまで諦めずに挑戦した経験が、家族の絆を育み、今の充実した中学校生活を支えているのかもしれません。
親子
卒業生
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