【口コミ情報】早稲田実業学校中等部・高等部の卒業生インタビュー
2025.05.30
卒業生に聞いた!

通っていた学校
- 早稲田実業学校中等部・高等部
プロフィール
バドミントン部に所属。卒業後の進路は早稲田大学
※本記事は2025年3月13日におこなった取材をもとに執筆しています。
目次
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早稲田実業を選んだ理由は?
選んだ理由は正直、いくつか文化祭に連れて行ってもらって、学校がきれいだったとか、文化祭が楽しそうとか、そんな感じで選びました。その当時、校舎が国分寺に移転して3、4年と新しかったので。
そして大学がついているので、お受験を今回しちゃえば、大学受験もなく早稲田に行けちゃうっていうところはいいよねっていうことを親と話して決めた記憶があります。
早稲田実業ってどんな学校?入ってみてわかったこと
「去華就実(きょかしゅうじつ)」という校訓があるんですけど、「華やかなものを去り、実に就く」ということを徹底している学校で、身だしなみだったりとか、基本のところがすごく厳しかったことが印象に残っていますね。
朝登校すると、道の左右に生活指導の先生が並んでいて、ちょっとでもスカート短いと注意が入りました。身だしなみチェック、めっちゃ厳しかったです。とにかく先生にバレずに、スカートをいかに短くするかっていう(笑)
文武両道!勉強も部活も全力で
体育の授業がやたら長かった記憶があります。体育会系です。2時間連続で体育の授業だったり、スポーツ設備も充実していたので、そういう設備を活用しながら、いろんなスポーツをやりました。
勉強、勉強っていう感じではなくて、勉強も運動も、勉強以外のところも全力でやりなさいっていう感じの学校でした。
受験がないのが大きいと思うんですけど、部活に入らないのはありえないっていう雰囲気です。特に高校からはスポーツ推薦での入学もあるので、結構がっつりやる人はやってましたね。運動部が多くて、体育館が3つあるんですけど、それでも練習場所の奪い合いでした。
文化祭、体育祭もすごく力を入れてやるので、イベントもすごく盛り上がりますよ。
思い出深い文化祭での出店
文化祭はクラスごとに何の出し物をやるかを自分達で決めて、教室の装飾から結構派手にやります。劇だったり、飲食店を出したり、時間をかけて作りますね。
小室哲哉さんの寄付で作った音楽ホールがあって、そこでミュージカルみたいな舞台を自分たちでやったりとか。 ものすごく準備した記憶があります。放課後の時間を使ってずっと準備して、直前になると文化祭準備日があるので、終日やったりして。
私はもう本当に恥ずかしいぐらい不真面目な学生だったので、勉強は全然やらなかったんですけど、文化祭、体育祭は本当に一生懸命やる子だったので、特に文化祭にはすごく思い出がありますね。
文化祭の最後に、よかった出店のクラスが賞をもらえるんです。そういうのを取るためにみんなで頑張ったりとか、思い出深いですね。
皆で歌った「紺碧の空」
早稲田なので早慶戦を皆で見に行ったこともよく覚えています。野球はすごく見に行った記憶がありますね。神宮に早慶戦を見に行くのが学校行事としてあるんですよ。「紺碧の空」や早稲田の校歌応援歌をみんなで歌って。
ちょうど私はハンカチ王子のときに在校していたんですけど、学校がツアーを組むので甲子園にみんなで応援をしに行きました。
早稲田カラーが強い文化で、私も愛校心はあるかなと思います。文化祭の後夜祭でも「紺碧の空」は歌ってました。なんか盛り上がりたいときに皆で歌うんです(笑)
早実の卒業生で良かったと思えること
中高6年間で勉強以外のこともたくさんやれたことが、今の自分の糧になっていると思います。
大学受験をしないって、ちょっと引け目に感じることもあるんですけど、結果としては勉強、勉強じゃなくて、いろんな体験をさせてもらったのはすごく良かったなって。
あとは、母校出身の方で活躍されている方が、世の中にたくさんいらっしゃるので、誇りに思いますね。
ほとんどが早稲田大学に行きますが、早実出身の子は大学の中でも優秀な子が多かったですよ。中高大学まで一緒なので、早実での友達関係は今もずっと続いています。
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