卒業生インタビュー

【口コミ情報】横浜市立南高等学校附属中学校の卒業生インタビュー

2026.01.08

【口コミ情報】横浜市立南高等学校附属中学校の卒業生インタビュー

卒業生に聞いた!

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通っていた学校

  • 横浜市立南高等学校附属中学校

プロフィール

弦楽部に所属。卒業後の進路は明治大学

※本記事は2025年11月14日におこなった取材をもとに執筆しています。

目次

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中学受験のきっかけは、近所の塾の「図書コーナー」

中学受験を始めたきっかけは、実は家の近くにある塾の「図書コーナー」でした。もともと本を読むのが大好きで、その塾の図書コーナーに行きたい!という一心で通い始めました(笑)。

その塾は私立受験専門だったので、私も最初は私立の女子校を目指していたんです。そんななかで横浜市立南高等学校附属中学校(以下、南高附属中)は、唯一受けた公立校でした。私立向けの勉強をしながら公立の適性検査対策も受けて、両方こなすのは結構大変でしたね。

みんなとにかく明るく元気!いろんな背景を持つ子が集まる学校

実際に入学してみて驚いたのは、その活気です。それまで見学していたのが私立の女子校ばかりだったこともあり、共学の雰囲気に圧倒されました。とにかく生徒がみんな元気で明るいんです。地頭の良い子もたくさんいましたし、英語教育に惹かれて入った子や、「公立で学費が安いから」という理由の子もいて、いろんな背景を持つ生徒が集まっていました。もともと志望順位が高い学校ではありませんでしたが、入ってみるとすごく刺激的な環境でした。

学校の施設は本当に充実しています。特に印象に残っているのは野球場です。体育の授業でソフトボールを選択したとき、試合ができるくらいちゃんとした本物の野球場でプレイできたのがすごく嬉しかったのを覚えています。他にもテニスコートが6面くらいあったり、ハンドボールコート、弓道場、サッカーコートなんかもあって、とにかく敷地が広いんですよ。

ただ、広すぎるがゆえの悩みもありました。休み時間に教室から移動するのが本当に大変なんです(笑)。屋上にプールがあるんですけど、着替えて移動していたら間に合わなくて、次の授業の先生によく怒られていました。

徹底した英語環境で、一生モノのリスニング力が身についた

南高附属中の一番の魅力は、やっぱり英語教育だと思います。

中学1年生の4月の授業から「英語の授業中は英語しか喋っちゃダメ」みたいなルールがあって、みんな恥ずかしがることもなく、自然と英語に向き合っていました。特にリスニング力はすごく鍛えられましたね。中学生というまだ耳が柔軟な時期に、フォニックスなどを徹底してやれたのが大きかったと思います。

イベントも多くて、例えば1泊2日のキャンプのような宿泊行事では、英語しか話せない外国の方と一緒に生活しながら課題に取り組んだりしました。夏休みにも学校で2日間くらい、いろんな国の方と英語でおしゃべりし続けるプログラムがあったり…。

おかげで大学生になった今でも、駅や空港の英語のアナウンスが自然と聞き取れたり、日本語が通じない場所に行っても不安を感じなかったりと、当時の経験が役立っているなと実感します。TOEICを受けたときも、リスニングが強みになって助かりました。

卒論執筆デビューは中3!プレゼン能力も鍛えられた「EGG」

教科の授業以外にも「EGG(エッグ)」と呼ばれる総合学習の時間がとても印象に残っています。

国際的な視点で勉強したり、自分の好きなことを突き詰めて調べたりする時間です。中学3年生のときには、この授業の集大成として卒業論文を書くんですよ。この授業のおかげで、人前で発表するプレゼンテーション能力がかなり鍛えられましたね。

授業に関しては、先生方のサポートも手厚かったです。理科の先生なんかは、中3の3月で中学校の範囲が終わって時間が余ったときに「高校に上がると物理が急に難しくなるから」って、物理の基礎の基礎を先取りで教えてくれたりして。中高一貫だからこそのスムーズな接続をしてくれたのはありがたかったです。

ほぼ全員が大学受験へ、国公立を目指す手厚いサポート体制

高校に上がると、雰囲気は一気に受験モードになります。卒業後の進路はほぼ100%大学進学で、学校全体としても「国公立大学に行こう」という空気が強かったです。

そのためにも「共通テストの科目は全部取れ!」みたいな指導もありましたね。高校からは塾に通う子も増えますが、学校の先生もすごく丁寧に対応してくれる環境でした。

放課後に先生を捕まえて一緒に問題を解いたり、英作文の添削や面接対策、小論文対策なんかも個別でしっかりやってくれたり…。私は最後まで国公立を目指していて、結果的に明治大学に進学することになったのですが、周りの友人も含めて、一般受験でしっかり勉強して大学を目指す子が多かったです。

視野を広げるきっかけがたくさんある、懐の深い学校

母校のいいところはたくさんありますが、正直に言うと「もっとこうだったら良かったな」と思う点もあります。それは、中学と高校で先生がガラッと入れ替わってしまうことです。公立の学校なので異動などもあるとは思うんですが、中学の先生はおおらかで革新的な方が多いのに対し、高校の先生は少し堅めな方が多くて、雰囲気が結構違うんです。

学習面でも、高校から入学する生徒もいる関係で、完全な先取り教育ができているわけではありませんでした。中高一貫ならではの「6年間を通したカリキュラムの連携」みたいなものが、もう少し強化されるとさらに良い学校になるんじゃないかなと思います。

南高附属中は、どんな個性も受け入れてくれる懐の深い学校です。自分の好きなことや信念を持っている子には、それを自由に伸ばせる最高の環境だと思います。

キャリア教育でも、単に仕事について考えるだけでなく、環境問題や国際問題など、広い視野を持たせてくれるきっかけがたくさんありました。自分のやりたいことがある子、知的好奇心が旺盛な子には、とても居心地の良い場所になるはずです。

取材後記

中学受験のきっかけが「塾の図書コーナー」だったという意外なエピソードから始まった今回のインタビュー。広大な敷地での生活や充実した授業、そして高3での真剣な受験モードと、メリハリのある濃密な6年間がうかがえました。

特に印象的だったのは、徹底した英語教育や探究学習で培ったリスニング力・プレゼン力が、卒業後の今も活きているという点です。恵まれた環境で一生モノのスキルを育める、南高附属中の魅力が詰まったお話でした。

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